1997年にTVで放映した、
室井滋さん主演の『心療内科医・涼子』
を、ご存知でしょうか?
第一回が摂食障害がテーマでした。
その時に、心療内科の存在を知ったんです。
心療内科を受診したら私は治るかもしれないと、
不安な気持ちもありましたが、
病院を探して、受診しました。
私がこういう症状を持っているからですが、
以前から心理学に興味がありました。
大学に進学するときには、心理学を学ぶ学校を
選択することも考えたくらいです。
初めての診察の時には、
診察室に箱庭が置いてあって、
いかにも心理学という感じです。
今なら、箱庭療法をやらせて下さいと言えますが、
当時の私は、言い出せませんでした。
結局、最後まで言い出せずに、
箱庭療法ができなかったのが残念です。
この心療内科での診察ですが、
ドクターが私の話をただ聞くという方法でした。
最初は、いろいろと話すことがありますが、
だんだんと話すことがなくなってきます。
理由はわかりませんが、
目をつぶってドクターに話をするのです。
ドクターが、メモする音は聞こえるので、
こういう話をするとドクターはメモするんだな、
こういう話はメモしないんだなと、
分析するようになりました。
そして、ドクターがメモするような話を
しようとするようになりました。
結局、ここでも相手の顔色を
気にするようになり、
これは治療にならないので、
受診するのをやめました。
次回は、
心療内科の受診をやめるきっかけにもなったこと
についてお伝えしたいと思います。