なぜ、摂食障害の人は、
誰にも相談できないのか、というと、
自分は悪いことをしているという
罪悪感を抱いているからなんです。
それは、戦後の物がない時代からしたら、
食べ物を粗末にしている。
小さい子でも、食べ物を大事にしましょうと
教えられている。
それなのに、私は大事にしていない
と思ってしまう。
やっている
本人がそれを一番知っているんです。
食べて吐くことは、いけないことだって。
そんな悪いことをしている自分は、
怒られるんじゃないか。
軽蔑されるんじゃないか。
異常と思われるんじゃないか。
とにかく、理解されないと思っていたんですね。
そんな恐怖から、
自分がそんなことしてるなんて、
人に言えませんよね。
そして、一人で苦しむという悪循環
に、はまっていくのです。
次回は、そんな中でも、
どうやって摂食障害を
克服していったのか、
具体的なことを書いてみますね。